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スリーエム仙台市科学館へ展示物を寄贈しました

株式会社トーキン(代表取締役執行役員社長:小山茂典 本社:宮城県白石市)は、仙台発祥の世界的発明を広く知っていただくため、スリーエム仙台市科学館へ展示物を寄贈しました。

当社は、東北大学金属材料研究所が開発した最先端の磁性材料を量産化するために設立された、いわば産学共同ベンチャーの草分けです。 一方、スリーエム仙台市科学館は、4階 理工系展示室において、“仙台の発明宝箱”として仙台発祥の世界的発明である「磁石」「光通信」について常設展示をしています。

そこで当社は、このたび、スリーエム仙台市科学館へ展示台3台を寄贈しました。 それぞれにおいて、東北大学の本多光太郎博士、増本量博士、西澤潤一博士の発明を紹介し、その発明をもとに生まれた当社製品を展示します。 仙台から発信された科学技術の実績を知っていただき、歴史的科学研究が今も人や社会に寄与していることを感じていただける展示内容となっています。

  1. 展示開始日:令和2年3月24日(火)
  2. 場所: スリーエム仙台市科学館 (仙台市青葉区台原森林公園4-1) 4階 理工系展示室
  3. 入館料:一般550円、高校生320円、小・中学生210円
  4. 展示概要
    ① 1917年に東北帝国大学(現東北大学)の本多光太郎博士らによって発明された永久磁石鋼である“KS鋼”を紹介し、「はやぶさ」「はやぶさ2」のイオンエンジンにも使用されたサマリウム・コバルト磁石を展示します。
    ② 1932年に東北大学金属材料研究所の増本量博士らによって発明された磁性材料“センダスト”を紹介し、その応用例としてテレホンカード第1号、および、ノイズ抑制シート「バスタレイド®」を展示します。
    ③ 1950年に東北大学の西澤潤一博士によって発明された“静電誘導トランジスタ (Static Induction Transistor <SIT>)”を紹介し、その実物を展示します。

当社は、今後も地域の発展に貢献する取り組みを続けてまいります。

左から展示台①②
(中央は元より設置の展示ボード)
展示台③ 左から 石川由紀夫館長(2020年4月1日ご着任)、
当社社長 小山茂典、
石井鉄雄前館長(2020年3月31日ご退任)
<撮影日:2020年4月1日>

以上

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