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令和2年度入社式 社長講話のご紹介

株式会社トーキン(代表取締役執行役員社長:小山茂典 本社:宮城県白石市)は、4月1日、本社にて、令和2年度入社式を執り行いました。新型コロナウイルスの関係で、マスク着用、座席を離すなどの対策を実施しました。

入社式では、代表取締役執行役員社長 小山茂典より当日付で入社した13名(男性12名、女性1名)へ講話がありましたので、ご紹介いたします。

入社式 社長講話(要旨)

予測もしなかった新型コロナウイルスの出現と急速な感染拡大で、世界の状況は一変してしまった。突然日常が断ち切られた。

想定しなかったような災害や修羅場の中でこそ、普段見えない人間としての品性や責任感、使命感があらわに見え、問われる。ここで言う責任感や使命感というのは自己犠牲では全くなく、むしろ逆。自分自身を大切にしてほしい。また家族や大事な人も大切にしてほしい。それが一番大切なことと思い定めてほしい。仕事は大事。しかし、だからこそ自分自身を含めて一番大切なものを守れない人には、大事な仕事はできないということも知ってほしい。親や周りの方々に守られてきた皆さんが、今度は自分自身を守り、大切な人を守り、そして会社という組織の中で責任と使命を持つ。それが社会に生きるということ、社会人であると思う。

幸い我々はものづくりの会社。素材革新を理念にエレクトロニクス部品を作り出す会社だ。製品が出来上がるまでには、たくさんの人がたくさんの工程を積み重ねていく。小さな責任の積み重ねだ。我々の供給が途絶えたり、品質が悪かったりすれば社会のインフラや生活に損害を与え、人の命にもかかわる。日々の仕事の中に、責任や使命ということが抽象的ではなく形あるものに見えるのだ。そしてそこから目をそらさないことが品性なのだ。

今の皆さんは小さな力かもしれないが、持続することが大切。日々の小さな責任や使命を積み重ねてきた人達がいるゆえ、大きな修羅場のときも逃げずに先頭に立ち、頼れる人達が生まれてくるのだ。最も重要な会社の構成要素は建物でも機械設備でもなく、詰まるところやはり一人一人の人である。

皆さんも今日からその一員。皆さんの入社を心から歓迎します。

 辞令交付の様子

社長講話の様子

以上

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