環境対応

グリーン調達・環境影響物質の管理

Green Procurement

グリーン調達

グリーン調達

製品含有化学物質規制(RoHSⅡ等)への対応

欧州では電気電子製品中に鉛、水銀、カドミウムなど6物質の含有が原則禁止(2019年7月からは、更に4物質追加)されており(RoHSⅡ)、トーキンでは次の対応を図っています。

含有禁止物質の調達制限

お取引先に対し、納入品への当社のグリーン調達基準書の遵守をお願いしており、各種規制対象物質の含有品の調達は避ける方針です。 ※RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment

当社グリーン調達基準書について

当社に納入する製品(*1)は「トーキングリーン調達基準書の要求」を満たさなければなりません。 基準は、RoHSⅡ対象10物質などを主要な禁止物質としていますが、各国の法令強化やRoHS指令・ANNEX(*2)の動向により、今後も適宜改訂をします。お取引先の皆様は、本基準の最新版にご注目くださいますよう、お願いいたします。

【グリーン調達基準書(改訂第14版)】

基準書 日本語版(2022年3月9日掲載) 中国語版(2022年3月9日掲載) 英語版(2022年3月9日掲載)
付属書 日本語版(2022年3月9日掲載) 中国語版(2022年3月9日掲載) 英語版(2022年3月9日掲載)
様式集 日本語版(2022年3月9日掲載) 中国語版(2022年3月9日掲載) 英語版(2022年3月9日掲載)
  • (*1)製品の用途や性能等により、本基準の適用を除外する場合があります。詳細は当社発注元にご確認ください。
  • (*2)ANNEX(付属書)には、科学的に実行不可能などの理由により、RoHS指令の適用除外となる製品や部品が記載されてます。

環境影響物質の管理

トーキングループは、環境影響物質の管理として「入れない」「使わない」「出さない」活動を推進しています。 まず「入れない」活動として、グリーン調達基準書により取引先評価および購入資材の環境影響物質の不使用証明書、並びに含有情報を入手しています。また新規に購入する環境影響物質については、事前評価(デザインレビューなど)を実施し、使用の可否判断を行っています。更に社内の分析装置(EDX分析装置、ICP分析装置など)を活用し、受け入れ検査の強化を図っています。 次に「使わない」活動として、調達部材の棚卸を実施し、長期在庫品や不使用証明書の取得が出来ないものについて廃棄処分を進めました。 最後に「出さない」活動として、完成品の抜き取り検査を定期的に実施し、環境影響物質が含まれていないことを確認しています。 また2006年度は環境影響物質の管理を重点に、環境品質監査を国内全事業所および海外関係会社に対して実施しました。更に、資材購入元(8社)に対して環境影響物質管理を中心とした環境品質監査を実施しました。

購入資材の受け入れ検査

EDX(蛍光X線分析装置)による、RoHS対象6物質の定性分析実施