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車載対応メタルコンポジット・パワーインダクタ MPXVシリーズを発売

株式会社トーキン(代表取締役執行役員社長:小山茂典 本社:宮城県白石市)は、車載品質に適合させたメタルコンポジット・パワーインダクタ「MPXVシリーズ」を開発し、2020年3月にリリースしました。

環境対応車の燃費改善や環境規制への対応を背景に、自動車の電子化が急速に進み、車載ECUの数や規模は増大しています。加えて、エンジン周辺への搭載や機電一体化も進んでおり、車載ECUには、高温環境での設置と大電流への対応が求められています。そのため、車載ECUを構成する電源回路のノイズ除去や電源の平滑化には、高い耐熱性および大電流に対応したパワーインダクタが不可欠です。

当社は、車載ECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)のDC-DCスイッチング電源回路に最適な表面実装タイプ メタルコンポジット・パワーインダクタ「MPXVシリーズ」を2020年3月に発売、今後本格的に拡販を致します。

MPXVシリーズは、車載用受動部品の規格であるAEC-Q200に準拠、5×5mmサイズから22×22mmサイズの全213種類の製品バリエーションを用意しました。このシリーズは耐熱性に優れた金属磁性材料を用い、独自の巻線および成形技術によるメタルコンポジット構造を採用することにより、高い磁気飽和特性を持つことで、優れた耐熱性と大電流への対応を可能とします。

【主な特長】
・磁気シールド構造、表面実装タイプにより小型、低背で省スペース化に貢献
・サイズバリエーション 5×5mmサイズから22×22mmサイズの7サイズ、インダクタンス範囲0.1~100μH/定格電流値2~90Aの、全213種類の製品バリエーションを用意
・広い使用温度範囲 ー55℃~+155℃ (自己温度上昇を含む)
・低音鳴り(低うなり音)
・漏れ磁束低減により周辺部品/回路への磁気的影響を低減
・車載用受動部品の規格であるAEC-Q200準拠

【用途】
・車載用ECUアプリケーション各種
(LEDヘッドライト、メータクラスターパネル、電動ウォーターポンプ、電動オイルポンプ、電動パワーステアリングなど)

シリーズラインアップはこちらをご参照ください。https://www.tokin.com/product/emc/metcom/index.html

以上

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