株式会社トーキン（代表取締役執行役員社長：小山茂典　本社：宮城県白石市）は、幕張メッセで開催される「ＴＥＣＨＮＯ−ＦＲＯＮＴＩＥＲ　２０１８」に出展いたします。

開催要項

【名　称】　ＴＥＣＨＮＯ−ＦＲＯＮＴＩＥＲ　２０１８
【会　期】　４月１８日（水）〜２０日（金）
【場　所】　幕張メッセ（千葉市美浜区中瀬2-1）
【当社ブース】　ホール５　Ｎｏ.５Ｃ−０１

主な出展内容

——　パワーエレクトロニクス　——

◆ナノクリスタルＥＭＩコア　ＥＳＤ−Ｒ−Ｈ−ＮＣシリーズ

ＥＭＩコアとは、電子機器から発生するノイズ（伝導ノイズ、放射ノイズ等）を抑制するＥＭＩ対策部品です。このＥＭＩコアの磁心にナノクリスタル素材を用いた「ESD-R-H-NCシリーズ」を製品化しました。
低周波では高いリアクタンス成分が、高周波では広いレジスタンス成分が作用し、より広い周波数帯のノイズ抑制が可能になりました。形状はトロイダルタイプで小口径から大口径まで１０仕様をラインナップ。高耐熱（-40℃〜+120℃）で、難燃性UL94 V-0を取得しています。

ＥＳＤ−Ｒ−Ｈ−ＮＣシリーズ

——　ホームエレクトロニクス　——

◆小形・低電流対応の歯車型コモンモードコイル　ＳＳＲＨ７Ｈ-Ｍ/ＨＳ-Ｍシリーズ

低電流用途で活用されている歯車型コモンモードチョークコイルの更なる小型品（L17×W13.5×H11.5ｍｍ）を製品化しました。磁心には高透磁率フェライト素材「Ｓ１８Ｈ」を用い、磁路をなす巻芯は円形、側芯は角形で広断面積に成型することにより、高密度化を実現しました。当社従来品（SU10VHFシリーズ）対比、35％の小型化と２倍ものインダクタンスを達成、定格電流2Ａまで２４仕様をラインナップしました。

ＳＳＲＨ７Ｈ-Ｍ/ＨＳ-Ｍシリーズ

◆RFID用ロールタイプバスタレイド　「M4シリーズ」

13.56MHz以下の周波数帯域において、磁気損失(μ”)を抑えたまま透磁率(μ’)を高めることにより、磁気収束効果を高めたRFID用バスタレイドです。ループアンテナとその近傍金属の干渉を防止し、RFID通信距離改善に高い効果を持ちます。
また、ロール形態での出荷に対応しているため、RFタグとのロールtoロールの効率の良い加工が可能となります。

——　カーエレクトロニクス　——

◆アキシャルリードタイプ　アルミ電解コンデンサ

アキシャルリードタイプ　アルミ電解コンデンサ」はMax１５０℃という高温対応及び長寿命を有しており、オイルポンプ、パワーステアリング等、車載用途に広く使用されています。
また、陽、陰極の引出しタブがアルミ蓋に直接溶接されていることで、高い許容リプル電流と機械的強度を実現しています。

PEG225

◆AEC-Q200準拠 車載グレードポリマータンタルコンデンサ　T598シリーズ

T598シリーズはポリマータンタルコンデンサの特徴をそのままに信頼性を向上させ、車載グレードとして必須のAEC-Q200に準拠した製品です。
ADAS、コネクテッドカー、自動運転などの多機能・高性能化によって搭載部品の小型化が求められる自動車市場のエレクトロニクス分野に最適な製品です。
定格電圧6.3V〜35Vまでの幅広いラインアップにより、多様な用途における小型化に貢献します。

T598

——　センサ　——

◆振動センサ活用 インダストリアルＩｏＴ

いま、世界各国で取り組みが進んでいる工場へのＩｏＴ導入。中でも、センサを用いた機器・設備の管理が期待されています。
当社の振動センサとシーケンサMELSECR（三菱電機）を組み合わせることにより、設備をリアルタイムに監視。振動検知による『状態の見える化』を実現したデモを体験ください。
[協力]　 三菱電機株式会社様

◆打撃力センサ内蔵インパクタ

当社センサ技術を応用した打撃力センサ内蔵のインパクタ。打音による、構造物や製品の異常診断が可能となります。
インパクタで収集したデータをタブレット端末に無線送信するデモ機を参考出展します。
[用途]
構造物打音検査（トンネル、橋梁、道路、建築物）
製品検査（溶接、接合部、組立、成型品）

——　トーキンＥＭＣエンジニアリング　——

◆車載機器評価用電波暗室

車載電子機器のEMC測定、評価に本格的に参入します（TSUKUBA　AUTOMOTIVE　LAB.）

◆リバブレーションチャンバー

車載、航空電子機器のイミュニティ評価用リバブレーションチャンバーの販売を開始します。

◆HEMP/IEMI対策ソリューション

あらゆる電磁妨害（HEMP/IEMI）を確実にプロテクトするソリューション提供を開始します。