２０２０年(令和２年)７月２９日に当社仙台事業所（仙台市太白区郡山６丁目７番１号）において発生した事故でお亡くなりになられた従業員２名の方々に心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご家族の皆さまに深くお詫び申し上げます。また、関係各方面の方々をはじめ社会の皆様に多大なご心配とご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

この事故につきまして、２０２１年(令和３年)７月１９日、当社従業員が業務上過失致死の疑いで警察により書類送検されましたことについて、当社として大変重く受け止めております。また、同日に仙台労働基準監督署が当社ならびに当社従業員を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検したことについても、２０２１年（令和３年）７月２０日に確認いたしました。

当社は本件の重大性を真摯に受け止め、事故後に設置した事故調査委員会において事故原因の調査を行ってまいりました。その調査により事故発生の背景に安全管理上の問題点があったことを認識しております。

当社および当社グループは、直ちに設備等の改善と作業手順の見直しを行ったほか、従業員への安全教育の実施や資格取得等、種々の安全対策を実施し、外部の安全衛生コンサルタントの指導も受けて是正いたしました。
また、当社仙台事業所は、宮城労働局より、令和３年度安全衛生管理特別指導事業場の指定を受け、仙台労働基準監督署のご指導のもと更なる労働環境の改善に取り組んでおります。

当社および当社グループは、二度とこのような事故を起こさない決意を明らかにするため、７月２９日を『安全を誓う日』と定め、全社で黙祷を行うとともに仙台事業所にて安全祈願式を執り行いました。企業活動において労働安全こそが何よりも優先されるという「安全第一」を再確認し、労働災害の撲滅と安全文化の構築への誓いを新たにいたしました。

今後も引き続き全社を挙げて再発防止策を徹底し、安全管理体制の改善に全力で取り組んでまいりますとともに、皆様からの信頼の回復に努めてまいります。

以上