NEWS

お知らせ

ニュースリリース

自動車用EMC試験施設「TSUKUBA AUTOMOTIVE LAB.」新設について

当社子会社である、株式会社トーキンEMCエンジニアリング(代表取締役社長:松岡進、 本社:神奈川県川崎市、以下TEE)は、茨城県つくば市つくば計測センター内に「TSUKUBA AUTOMOTIVE LAB.」を新設し、2018年11月より稼働を開始します。
需要が急伸している車載電子機器EMC試験サービスに対し、対応を強化します。

近年、電気自動車やハイブリッド車の普及に加え、自動運転の導入やコネクテッド化など、自動車の電子化が急速に進んでいます。そのため、電子化により発生する外部電磁波の評価が重要視されているのですが、これらに対応したEMC試験を行うためには、最新技術に対応したEMC試験設備を揃えた測定サービスが必要となります。
TEEでは、車載電子機器用EMC試験が可能な電波暗室を2基所持しておりましたが、試験サービス需要が増大し、既存設備稼働の飽和状態が続いていました。

そこでこのたび、その飽和状態を解消するため、電波暗室を1基、リバブレーションチャンバーを1基新設し、合計4基の車載電子機器測定室を設置し「TSUKUBA AUTOMOTIVE LAB.」として稼動を開始いたします。
中でもリバブレーションチャンバーは、高い電磁界環境下での試験が必要とされる、航空機のイミュニティ試験などに用いられてきたもので、自動運転システム導入などによって、同様の環境下での試験が必要とされるであろう自動車に対しても、新しい電界照射試験の方法として、注目されている設備です。

TEEでは、この度の「TSUKUBA AUTOMOTIVE LAB.」の稼働により、お客様の試験待ち時間の短縮、そしてさらなる高信頼性へ対応が可能となります。それに加えて、TEEの特徴である、EMC・電波測定の「設備・計測サービス・EMC対策部品」の三位一体サービスにより、あらゆるニーズにトータルに対応していきます。

車両測定評価電波暗室
車両測定評価電波暗室

車載・電装品評価電波暗室

車載・電装品評価電波暗室

リバブレーションチャンバー

リバブレーションチャンバー

<株式会社トーキンEMCエンジニアリングについて>

【会社名】  株式会社トーキンEMCエンジニアリングお問い合わせはこちら
【代表者】  代表取締役社長 松岡 進
【本社所在地】  〒213-0023神奈川県川崎市高津区子母口398番地
【設立】  昭和58年11月12日
【資本金】  3億円
【株主】  株式会社トーキン 構成比率100%
【事業内容】
1.電磁波ノイズ及び耐妨害波並びに電子・電気機器製品等の安全の測定及び測定器等の校正に関する
受託業務並びにその技術アドバイス業務
2.ノイズ測定器及びノイズ防止部品関連の電子・電気機器・部品の製造・販売と保全業務並びにその技術アドバイス業務
3. 電波暗室、電磁気シ-ルドル-ムなどの耐妨害波技術を応用した建築物の設計・施工と保全業務

Latest posts