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白石事業所 新棟お披露目式を開催

当社は、4月23日(火)に、本社・白石事業所において、新棟のお披露目式を執り行いました。

2022年4月4日にお知らせしました通り、当社はこれまで仙台事業所内で製造を行っていた磁性材料等の事業を、本社・白石事業所内の新棟(一部、他棟)に移転しました。当初の計画通り、2024年2月末をもって移転を完了し、このたび、新棟の本格稼働を記念して、お披露目式を執り行いました。
当日は、戸邉千広東北経済産業局長、池田敬之宮城県副知事、山田裕一白石市長をはじめ、約30名のご来賓にご出席いただき、新工場棟内を見学いただきました。
お披露目式では、代表取締役社長の片倉文博が 「今回の仙台事業所から白石事業所への移転にあたって、日本政府、宮城県、白石市、新棟を竣工いただいた淺沼組様、ユアテック様、白石事業所内のテナント各社様、近隣自治会の皆様にさまざまなご支援をいただきましたことを感謝申し上げます。今回、仙台から移転したマグネット、金属、磁気応用の事業は、それぞれが日本の産業を下支えする事業であり、今後も、この白石から宮城県、日本、世界の産業を支えていくつもりです。」とあいさつしました。

白石事業所敷地内に新設した2棟の延べ床面積は、「K棟」:2,898㎡、「L棟」:3,384㎡となります。「K棟」では、医療用ガイドワイヤ等に使用されるニッケル・チタン合金「メモアロイ®」を製造し、「L棟」では、東北大学青葉山新キャンパス内の次世代放射光施設「NanoTerasu(ナノテラス)」に代表される、加速器施設等に使われる「電磁石」を製造します。また、新棟建設に合わせて、ニッケル・チタン合金や、センダスト合金等の溶解を行う新真空溶解炉をあらたに導入しました。現在設置工事が終わり、間もなく稼働する予定です。
新棟の屋根には太陽光パネルを設置し、100%自家消費する太陽光発電システムを導入しています。年間月平均約70,000Kw/hの発電量(見込)で、白石事業所の電力使用量の約10%を再生可能エネルギーで賄い、カーボンニュートラルの実現に貢献します。

[ 株式会社トーキン 白石事業所・新棟2棟の概要 ]
・所在地   : 宮城県白石市旭町七丁目1番1号
・着工時期  : 2022年(令和4年)11月
・竣工時期  : 2023年(令和5年) 9月
・構造/階数 :(K棟・L棟ともに)鉄骨造/1階
・延べ床面積 :(K棟)2,898㎡ / L棟)3,384㎡
・生産品目    :(K棟)ニッケル・チタン合金「メモアロイ®」/(L棟)電磁石

新棟(K棟)外観 新棟(L棟)外観 お披露目式 社長あいさつ

 

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