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第34回 トーキン科学技術賞贈賞式を開催しました

公益財団法人 トーキン科学技術振興財団(※1)(理事長:小山茂典、所在地:宮城県白石市)は、3月4日(月)18時より仙台国際ホテルにおいて、第34回(令和5年度)トーキン科学技術賞贈賞式を開催しました。

トーキン科学技術賞は、宮城県内の大学等において工学分野で優れた成果を上げた若手研究者に対し、贈賞するとともに奨励金を支給するものです。研究の奨励、助成を行い、宮城県さらには日本の科学技術の発展に寄与することを目的にしています。平成2年から始め今年で34回目を迎え、受賞者は今年度を含め301名になります。
審査は、研究のオリジナリティ・将来の発展性・産業上の利用可能性を中心に多方面から総合的に行います。昨年7月から募集を開始し、2度の選考委員会を経て、今年1月の理事会で受賞者を決定しました。
贈賞式では、理事長 小山茂典氏が受賞者11名に賞状ならびに奨励金を手渡しました。受賞者を代表し、トーキン科学技術賞最優秀賞を受賞した大野真之様(東北大学 多元物質科学研究所 准教授)が「今回、硫黄の電池への実用化研究において、特に電池を開けずに内部の動きを見る技術を開発した点を評価頂いたものと受け止めている。今後も独創的なアイディアを実現するために研究を続けていきたい。」とあいさつし、研究テーマ「全固体リチウム硫黄電池正極内部のイオン輸送解析」について、受賞記念講演を行いました。

[ 贈賞内容 ]
賞の名称                      対象人数   賞金
トーキン科学技術賞最優秀賞  1名  100万円
トーキン科学技術賞      3名   50万円
トーキン財団奨励賞        7名   20万円
トーキン財団特別賞(※2)  1名   10万円(他賞との重賞)

[ 贈賞者・研究テーマ ] 別紙参照 (別紙)R5トーキン科学技術賞贈賞者一覧

トーキン科学技術賞最優秀賞を受賞した大野 真之様 受賞者の皆様

(※1) 公益財団法人 トーキン科学技術振興財団
株式会社トーキン(代表取締役執行役員社長:片倉文博 本社:宮城県白石市)が、発祥の地である宮城県内の研究者に報いるため、工学分野の研究への助成、研究成果への奨励を目的に、創立50周年を記念して平成2年に設立。

(※2) トーキン財団特別賞
材料・部品分野の研究であって、先駆的研究を行った研究者、新境地を開いた研究者に贈賞。

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