2016 年 7 月 29 日
ハイブリッドコイル「SSHBシリーズ」の商品化
NECトーキン株式会社(代表取締役執行役員社長:小山茂典 本社:宮城県白石市)は、独自のコア成型技術と材料開発により、高精度、静音、直流重畳特性の優れたハイブリッドコイル「SSHBシリーズ」を開発しました。2016年7月よりサンプル出荷を開始し、12月からはベトナム工場で月産100万個体制にて生産を開始する予定です。

ハイブリッドコイルは、ノーマルモードチョークコイルとコモンモードチョークコイルの2つの機能を1つのコイルで実現できる複合チョークコイルで、照明やAV・OA機器などのノイズ対策に使用されており、今後も需要が見込まれる製品です。

従来のハイブリッドコイルでは、コモンモードチョークコイルにノーマルモードインダクタンスを付与する為、コモンモードチョークコイルの磁心とは別の磁性体プレートを挿入する構造が一般的でした。
しかし、この磁性体プレートの位置精度が均一化しづらく、性能ばらつきや音(振動)の発生原因になり得るという課題がありました。
また、ノーマルモードインダクタンスを高めた事により、高温における直流重畳特性が悪化しやすくなるという課題もありました。

今回開発したハイブリッドコイル「SSHBシリーズ」は、磁心と磁性体プレートによって得られる複合磁気回路を最適化し、当社独自の成型技術により一体成型を実現しました。また、新たに開発した温度特性の優れたMn-Znフェライト材料を磁心に用いることで、従来のハイブリッドコイルが持つ課題を克服しました。



SSHB21 (23mm X 23mm X 14.5mm) / SSHB10 (22mm X 18mm X 13.5mm)